兵庫県川西市の里山にある「黒川ダリア園」。
毎年秋になると、約330品種・900株ものダリアが咲き誇る人気スポットです。
2025年の開園期間は9月25日(木)〜11月9日(日)。
花の見頃は10月上旬から下旬と予想され、里山の澄んだ空気の中で色鮮やかな大輪のダリアを楽しむことができます。
園内では写真映えするスポットや、地元の野菜やスイーツの販売もあり、一日をゆったりと過ごせるのも魅力です。
さらに2025年もフォトコンテストが開催予定で、撮影したお気に入りの一枚を応募する楽しみ方もあります。
この記事では「黒川ダリア園2025」の開催日や見頃、イベント情報や楽しみ方をわかりやすくまとめました。
お出かけ前にチェックして、秋の花時間を満喫してくださいね。
黒川ダリア園2025の開園期間と見頃
黒川ダリア園2025の開催日と見頃についてご紹介します。
秋の里山を彩るダリアの季節。まずは2025年の基本情報をしっかり押さえておきましょう。
① 開園期間と時間
黒川ダリア園2025は9月25日(木)から11月9日(日)まで開園します。
開園時間は朝9時から夕方4時まで。最終入園は15時30分なので注意してくださいね。
期間中は無休ですが、台風や警報などの気象条件によっては閉園になることもあります。
入園料は高校生以上ひとり500円。これは「環境整備協力金」という形で、園を維持するために使われています。
② ダリアの見頃はいつ?
黒川ダリア園の花の見頃は10月上旬から10月下旬です。
特に朝晩が冷え込むようになると、ダリアの花色がぐっと鮮やかになり、写真映えも抜群。
開園直後の9月下旬は早咲きの花が少しずつ咲き始め、全体が華やぐのは10月中旬にかけてです。
11月に入ると遅咲きの品種が楽しめますが、全体のピークはやや過ぎた印象になることもあります。
③ 開催規模と本数・品種
黒川ダリア園は、約0.4ヘクタールの敷地に330品種・900株ものダリアが植えられています。
ダリアといっても花の形や色は本当にさまざま。大輪で迫力のあるものから、まるでポンポンのように丸い形のものまで、多彩な表情を見せてくれます。
園内を歩くだけで「こんなに種類があるんだ」と驚くほど。写真好きの方にはまさに楽園です。
黒川ダリア園までの行き方や駐車場の詳細については、こちらの記事で詳しく解説しています。
黒川ダリア園の成り立ちと特徴
黒川ダリア園の成り立ちと特徴についてご紹介します。
黒川ダリア園は、ただ花を楽しむだけではなく、背景にある物語や工夫も大きな魅力なんです。
① 山形県川西町との友好の証
黒川ダリア園のはじまりは、平成13年(2001年)にさかのぼります。
山形県川西町から「友好の証」として279株のダリアが贈られたことがきっかけでした。
その株を地元の農家さんたちが大切に育て、翌年以降も拡大を続けて、今では330品種・900株規模にまで成長しています。
まさに「里山の人々の努力とつながり」で育まれてきた花園なんです。
② 観賞専用で大輪を楽しめる理由
黒川ダリア園の大きな特徴は「花摘みを受け付けていない」ことです。
観賞用に専念して育てているため、ダリアは極限まで大きく育ち、迫力満点の花を咲かせてくれます。
摘み取り体験ができない代わりに、一輪ごとの存在感がとても強くて、写真映えするのも納得です。
園内を歩くと「ここまで大きく育つんだ!」と驚かされる場面がたくさんありますよ。
③ 2025年の注目品種
2025年は、定番の品種に加えて新しい品種もお披露目される予定です。
たとえば「ケンブリッチ」「ストライク ア ライト」「レモンカード」「オータムスノー」など、名前もユニークで見た目も華やかなダリアたちが登場します。
同じダリアでも、色合いや形の違いで印象がガラッと変わるので、お気に入りの一輪を探す楽しみがあります。
写真好きな方はもちろんですが、園内を歩きながら花の個性を比べてみるのもおすすめです。
黒川ダリア園2025のフォトコンテスト
黒川ダリア園2025のフォトコンテストについてご紹介します。
美しいダリアをただ眺めるだけじゃなく、自分の写真で参加できるのがフォトコンテストの魅力です。
① 開催概要と応募方法
フォトコンテストの開催期間は、黒川ダリア園の開園期間と同じ2025年9月25日~11月9日です。
応募方法はとてもシンプル。Instagramで公式アカウント「@kurokawadaliaen」をフォローし、投稿に#黒川ダリア園24のハッシュタグをつけるだけです。
撮影地や被写体の説明をキャプションに添えて投稿すればOK。スマホでも気軽に参加できるので、SNSを使っている方なら挑戦しやすいですよ。
② 部門賞や特典
2025年からは、各部門ごとに最優秀賞が設けられる予定です。
受賞者には、地元特産の野菜がプレゼントされるほか、市の広報に写真が掲載される特典もあります。
さらに、応募作品は翌年以降のチラシやHPに掲載される可能性も。自分の写真が公式に使われるかもしれないなんて、ちょっとワクワクしますよね。
③ 応募規約と注意点
応募資格は、年齢や性別、国籍を問わず誰でも参加可能。ただしInstagramアカウントを持っていて、日本国内で賞品を受け取れる方に限られます。
また、他人の肖像権や著作権に配慮する必要があります。個人が特定できる写真を投稿する際は、必ず本人の了承を得てくださいね。
応募された写真の著作権は応募者に帰属しますが、広報やPRのために黒川ダリア園や川西市などが無償で使用することに同意する形になります。
気軽に応募できる一方で、規約にしっかり目を通しておくと安心です。
黒川ダリア園2025を楽しむためのポイント
黒川ダリア園2025を楽しむためのポイントについてご紹介します。
せっかくの秋のお出かけなので、ちょっとした工夫でより快適に、そして思い出深い一日にしましょう。
① 朝晩の冷え込みと服装の工夫
ダリアの花が一番美しく見えるのは、朝晩の冷え込みが強まる季節です。
ただ、黒川は里山のふもとにあるので、昼間は過ごしやすくても夕方になると肌寒く感じることも。
羽織れるカーディガンやストールを持っていくと安心です。足元は芝生や土の道が多いので、歩きやすいスニーカーがベスト。
ちょっとした服装の工夫で、長時間の滞在も快適になりますよ。
② 写真撮影スポット
黒川ダリア園は、フォトジェニックなスポットがたくさんあります。
大輪のダリアがずらりと並ぶ通路は、まるで花のトンネルのようで、どこを撮っても絵になるんです。
特におすすめは午前中の時間帯。自然光がやわらかく、花の色合いがより鮮やかに映ります。
また、フォトコンテストに応募するなら、人混みを避けて平日に行くのも良いアイデアです。
③ 地元グルメやお土産販売
園内や周辺では、地元の野菜やお弁当、スイーツなどの販売も行われています。
観賞だけでなく、おいしいものを味わえるのも楽しみのひとつ。地元のお母さんたちが手作りしたお菓子やお漬物に出会えることもあります。
また、切花の販売もあるので、気に入ったダリアをおうちに飾って楽しむこともできます。
花と食の両方を楽しめるのが、黒川ダリア園の魅力なんです。
アクセスや駐車場については、別記事で詳しくまとめています。
まとめ|黒川ダリア園2025の見頃と楽しみ方
黒川ダリア園2025は、9月25日から11月9日まで開園し、見頃は10月上旬から下旬となります。
約330品種・900株のダリアが咲き誇り、秋の里山を彩る姿は圧巻です。観賞専用だからこその大輪の迫力を、ぜひ現地で体感してみてください。
また、フォトコンテストや地元グルメの販売も楽しめるのが魅力です。花を眺めるだけでなく、撮って、味わって、持ち帰って──五感で秋を満喫できますよ。